本日2019年9月14日、靴磨きの世界頂上決戦がISETAN靴博2019で開催されました…!!
運良く座席の確保ができたので、軽くレポートしようと思います!

試合形式
今回は、15分3本勝負!!!
① ISETAN ブラック カーフ ストレートチップ
② CARMINA No.8 コードバン プレーントゥ
③ SCOTCH GRAIN ブラック 型押しラスティカーフ フルブローグ
以上3足を各15分間ずつ両足磨きしていきます。
通常はこういう大会ではコードバンやスコッチグレインレザーは使われないですし、
モデルとしてもフルブローグなどメダリオンがあるものは難易度が非常に高いので、
職人の腕が試されるところだと思います…!!!!
出場者&磨き風景
出場者はこちらの6名!!!皆さん靴磨きのタイトルホルダーとなっております。
長谷川 裕也 Yuya Hasegawa
皆さんご存知靴磨き界のKingことBrift H代表長谷川さんです。
2017年初代World Championship in Shoe Shining のチャンピオンです。


非常にリズミカルで軽やかな手付きが磨きの特長で見ていてワクワクする磨き方です。
石見 豪 Go Ishimi
大阪と東京に店舗を構えるThe Way Things Goの代表である石見さんです。


杉村 祐太 Yuta Sugimura
静岡の”Y’s shoeshine”の代表であり、
2019年第3代World Championship in Shoe Shining のチャンピオンです。

現在Campfireでクラウドファンディングを行っております。
無事サクセスして、杉村さんの活躍がもっともっと見れることを同世代として期待しています!
(私は磨き布コースにしました)
John Chung
シンガポールに店を構える”Mason and Smith”の代表であり、
2018年第2代World Championship in Shoe Shining のチャンピオンです。

海外勢の中では日本風の磨きスタイルでした。
山羊毛のブラシは毛足がむっちゃ長いタイプのブラシでどこのかなとか思ったり。
Michael Hakansson
個人的に今回の大会で好きになったシューシャイナーです。
スウェーデンで靴磨きとカラーリングのお店”Magic Shoe Company”を経営されており、
スウェーデンチャンピオンです。
愛称は”マジック・マイク”その名の通り、今回もマジックが炸裂していました。


彼の磨きはワックスの層を作ったあと、脱脂綿+ストッキングで仕上げていくスタイルでした。
通常ネル布で仕上げる職人さんが多い中、衝撃でした。
実際10分時点では結構光っていたように思うので、スピード感重視の戦法でしょうか。
Anton Tsypin
ロシアの”Para v Poryadke”の代表でロシアチャンピオンです。
優しそうな人柄とオールドスタイルな磨きスタイルが非常にマッチしていました。

ワックス1種類と水で磨き上げていくオールドスタイルでした。
手元があまり見れなかったのが残念…
結果!!!
観戦しているとあっという間に終了の時間になりました…
審査員の審査とインスタでの投票の結果…
初代Champion of Championsに輝いたのは…
長谷川 裕也 from Brift H !!!



このシボ革見てください…これ15分で仕上げたって信じられないです…
まとめ
いやーーーーすごい大会だった!!!!
この大会の模様は、それぞれの選手の手元カメラの動画と全体の画像で
YouTubeに残るみたいなので、それ見て私も練習します!!
今年度の靴磨き選手権は2月!練習あるのみ!!(出ないけど)
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